池尻稲荷神社の裏口がある。
神社の正面は国道246側にあるが、裏口に大山道の道標が立っているので、
かつては正面であったのであろう。
そこに昔の着物姿の子どもたちが遊んでいるブロンズ像がある。
この神社は「明暦年間(1655〜58)に池尻村、池沢村の産土神として創建された。
村民の信仰とともに矢倉沢往還、津久井往来の道中の無事を願い、それに感謝する人々の
信仰も篤かった。」
境内には「薬水の井戸」という「涸れずの井戸」があった。
「病気立ち所に快癒すといわれ、また往来の人にも農民にも飲料水として
頼りにされていたと伝えられる」。 |